ケータイコミックとして週刊連載され、第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞。美術予備校を舞台に、不器用ながら他人との関係を築いていく主人公の姿が共感を呼んだ、冬川智子原作の「マスタード・チョコレート」(ソニー・デジタルエンタテインメント・サービス/イースト・プレス刊)が待望の映画化となりました。
主人公・津組倫子(つぐみりんこ)を演じるのは、本作が映画単独初主演となる山田菜々。今や国民的アイドルグループに成長したNMB48の中心メンバーとして活躍し、同グループを卒業後はバラエティ・ラジオ・舞台・声優など幅広く活動しています。本作では不器用で愛想もなくマイペースな主人公を見事に演じ、女優としての新境地を開いています。そんなつぐみを気にかける美術予備校の講師・矢口には、注目の若手俳優である太田基裕を起用。数多くの人気舞台作品への出演が後を絶たない、今もっとも注目されている俳優の1人です。さらには、染谷俊之・神永圭佑といった若手イケメン俳優や、鈴木築詩・灯敦生・池田恵理といったフレッシュなキャストが集結しています。
他人と交わることが苦手な1人の女の子が、初めて経験する「恋」や「友情」をなんとなく知って、ゆっくりと大人へ成長していく青春ストーリーが誕生しました。