高校3年生のつぐみ りんこ(山田菜々)は、不器用で愛想もなくクラスから浮いた存在。そんなつぐみはある日、美大進学を目指し美術予備校へと通うことになる。その独特のオーラで予備校でもまわりから浮き始めるが、そんなつぐみを気にかけたのが講師の矢口(太田基裕)であった。矢口は皆となじもうとしないつぐみの事が気掛かりになり、何かと声をかけるようになる。一方、共通の音楽の趣味を持つ予備校生の浅野(染谷俊之)と親しくなり、いつのまにか淡い恋心?を抱くようになる。
予備校での生活で初めての「友情」と「恋」を経験し、いつしか真っ白だったつぐみの世界は、カラフルな色に包まれ始めていった。